公立みつぎ総合病院とは
・尾道市御調町(みつぎちょう)を中心に周辺の5市1町、人口約6万人を診療圏域とする地域の中核的総合病院
・「地域包括ケアシステム」発祥の地。
行政部門である御調保健福祉センターが併設されており、介護老人保健施設、特別養護老人ホーム、ケアハウス、グループホーム等の公立みつぎ総合病院保健福祉総合施設、訪問看護ステーション、ヘルパーステーションなども併設。地域包括ケアシステムを支えている。
寝たきりゼロ作戦の一環としての在宅ケア(訪問看護、訪問リハビリ等)や健康づくりにも力を注いでいる。

3月9日〜3月10日、公立みつぎ総合病院に3回目となる派遣をおこないました。

(医学科2年:1名、看護2年:2名)

訪問看護に同席させていただいたり、併設する様々な施設を見学させていただくなど、
地域包括ケアシステム発祥の地ならではの体験をさせていだきました。
みつぎ病院が地域包括ケアシステムを手掛け始めたころから
働いておられる職員さんの話を伺うこともできて、深く印象に残ったようでした。

みつぎ病院での実習に参加して

医学科2年
2日間と短い実習だったが、多くを学ぶことができました。
地域包括ケアシステムは、ざっくり言うと、マクロな視点を持ちましょうということだと思います。
自分の職業のことだけを考えるのではなく、最終的な目標は、住民が暮らしやすい地域医療、全人的医療を提供することなので、まずはそこに思いを馳せましょう、そして、それを実現するために、医師だけではなく、看護師や保健師、社会福祉士など、様々な職業の人がいろんなことをしている。そこを把握した上で、じゃあ自分の職業には何ができるだろうかと考えることが必要だと感じました。

看護2年
実習に行く前までは、地域医療について漠然としたイメージしかありませんでしたが、地域包括ケアシステムの実態を実際に見たり、いろいろな職種の方からお話を伺ったことで、地域を支える医療者同士の連携や、地域包括ケアシステムの根本的な考え方について深く学ぶことができました。
自分の希望する職種である保健師についても、忙しい中時間をとってくださって、詳しくご説明いただき、とても満足しました。

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